雨で増水したら…

WATARU

2012年06月09日 23:04

こんばんは。

高山は昨日梅雨入りした模様です。

雨が降ったり止んだりする中、昼ご飯をツレと食べに行ってる時………




ツレ『今夜行かんけ?』


その一言で一年振りに闘志が湧いてきました。

なんと言っても確率が低すぎる。
ここ数年釣っておりません…………



なぜそんな釣れない魚を狙うのか?

なんでだろう………
珍しいには珍しいよね。











ウナギ♪





僕とツレがウナギを狙い始めたキッカケは、確か高校1年の頃。
ツレの父が川沿いの会社に勤めておりまして、昼休みに川原へ行ったら、デッカいウナギがいたらしいです。
長いタモで掬おうとしたらしいが、失敗……


その話を聞いてから、僕達はウナギに血眼になるのでした。

最初はステ針仕掛けでした。
何も知識が無い自分達は、普通のテグスに針を付けて、餌は泳いで捕まえたヤマメの切り身。
川沿いに5個くらい仕掛けたと思います。
半信半疑で翌日朝、引き上げに行ったのですが……………


愕然…………

下流の仕掛けから
ハリス切れ×3
太い針が真っ直ぐに伸ばされてるの×2


ウナギが確実にいて、食い付いたという事実が、たまらなく嬉しく、それから仕掛けては研究の繰り返しでした。
テグスの太さ、仕掛ける場所、仕掛け、餌、餌の付け方。
課題はたくさんありました。
針をデカくしすぎたり、ハリスを太くしすぎると、食いつかない。

こんなこともしました。
二股サルカンを使い、二本の針を段差になるように結び、エサはアブラメ。付け方は、エラの後ろと尻尾の手前の辺にナイフで切り込みを入れ、身と皮の間にハリをめり込ませる。

ツレと、あ~でもない、こ~でもないと研究してる時間も楽しかったです。




結果は、


1匹目は、柳に縛ってた仕掛けで、柳がガサガサと暴れており、引き上げるとウナギ♪
めちゃくちゃ興奮しましたね。
研究が確信に変わった瞬間。嬉しくてたまりませんでした。

2匹目は残念な結果でした。
雨で増水した夕方に仕掛けました。石を大量に針金で賽の目に縛ってある、その針金に結んでました。
次の日の朝取りに行くと、ウナギが掛かり、針金に巻きつき、減水して水上に上がってしまって死んでました。


あとは、近所の川で、デカい石に縛っておいたら、次の日、石が無くなっており、数日後に巨大なウナギの死体と共に打ち上げられてました。



ここからはちょっと変わりますが、
近所の川の浅瀬の石の中に手を突っ込んで遊んでた時に、『ニュルッ』とした感覚があり、ウナギだ!と思った自分は石に思いっきり押し付けて、ツレが石の周りを見たら、顔が出てたらしく、軍手を付けた手を近づけたら、噛みついたらしく、抜き上げてくれました。



あとは成人になってからですが、ダムのバックウォーターで夜釣りしてて釣り上げたのと、

ダムで昼間にツレとミミズでブラックバス釣ってたら、目の前をゆっくり泳いできたので、ミミズを落としたら、パクパク食べ始め、サイトで釣りました(笑)


去年も夜中に鮎捕まえに泳いでたら、石から尻尾がでてるウナギを発見しました。



自分が高校2年の時。
9年前ですね。
忘れもしない台風23号。
記録的な大雨で河川は氾濫し、橋は崩れ、国道41号線にも川が溢れ通行止め。

嵐が過ぎた後は本当に酷かったです。
橋には大量のゴミが引っかり、よく泳いでたポイントのシンボルの巨大な石も流され、川には川虫がいなくなり、魚もいなくなり、無惨なものでした。

僕はあの洪水で、住み着いていたウナギはかなり減ったと思います。


以前のように、狙って反応が得られるのは困難になりましたが、やっぱりウナギは好きです。
あの顔、見てると癒されます。


さてさて、そんなウナギを狙いに行ったのです。
やっと本題ですね。汗
エサはバナメイエビとスルメイカ。


こんな感じでねらいます。




明るい内から狙いますが、反応するのはウグイばかり。
ツレとダベりながら鈴の音が鳴る度に興奮する(笑)
最高に楽しいです。
こんな釣りも良いですね。

結果は雨がヒドくなり、仕舞いました。
ボウズです。





でもいいんです。

僕達にとってウナギは釣れなくて当たり前。
狙いに行くことに意義がある。
ロマンですねぇ~♪



釣れるといいなぁ♪



釣れたらどれだけ興奮するだろうなぁ♪











繁殖は有り得ないウナギ。

漁協が少量ながら放流してくれてるんですね。

昔は泳いでいて、小さなウナギを見たこともありました。



そんなウナギを、また狙いに行きます♪






ロマンを求めて

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